VA/VE事例

六角頭角R0.2を任意Rに変更することでコストダウン

BEFORE

通常、右の図面のように六角頭角部にR寸法指示がされている場合、加工機内で掴み替えをして、六角形状及び角Rを端面側からエンドミル加工する必要があります。また複合旋盤で加工する場合も、タレット付きの機械に限定されてしまいます。

AFTER

六角頭角Rを寸法指示から任意Rに変更することによって、六角形状もクロス方向からの加工が可能となり、尚且つ角Rも任意ということから旋削加工で仕上げることができます。そのため掴み替えが不要となり、行程も削減することができました。

POINT

図面指定の頭角Rを任意Rに変更することで機械機能が限定されず、使用加工機の幅が広がりました。また掴み替えの工程がなくなったことでリードタイム短縮・加工時間短縮を図ることもでき、コストダウンに寄与しました。

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