VA/VE事例

円筒研削におけるワークセットの安定性及び時間短縮方法

BEFORE

円筒研削におけるワークの支持穴は、加工径によってはとても小さくなります。そのため、小さな支持穴に芯押し台をセットする際にセンターが外れることがあり、一回のワークセットに1分程度掛かることもありました。また支持穴から外れた状態で接触することは、ワークとセンターどちらにとっても傷や歪み、故障などの原因となるため避ける必要があります。

AFTER

通常はオプション製品となるワーク仮置台を社内で作成し、1本目のワークセット時に基準位置を設定することによって、2本目以降の作業時間の短縮とコスト削減を同時にクリアしました。

POINT

ワーク仮置台の設置によって2本目以降のワークセット時間を短縮。また支持穴を外れて接触することがなくなり、ワークと芯押し台センターの衝突による傷の発生がなくなりました。更に社内で作成することでコストを抑えつつ作業効率アップを実現しました。

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