製品事例
スーパーインバーの電子機器部品
スーパーインバーは熱膨張率が低いため加工による変形は少ないですが、ニッケルの含有が30%を超える合金となり難削材の部類に入ります。
そのため外部環境に影響し易い屋外装置などの電子部品として使用されるケースが多いです。
切削性については、鉄系と同じ切削条件では刃先に切粉が付着しやすく、工具寿命が短くなり寸法のバラツキやムラが発生してしまいます。
工具選定も重要ですが、特に内径加工の際は一回の切込量を大きくして、低回転で加工することで安定した製品が加工できます。
このように精密金属加工VA/VE技術ナビを運営する佐渡精密株式会社では航空機、医療機器部品で培った加工技術とノウハウを駆使し難削材の加工にも挑戦しています。お客様のご要望・製品仕様に合わせた最適な提案、図面からのVA/VE提案によるコストダウンをご提供いたします。技術相談からも承りますので、ぜひ一度ご相談下さい。