VA/VE事例
スリ割り加工におけるバリ抑制工法
BEFORE
0.5±0.1幅の十字スリ割り加工をカッターで行った場合、材質がSUS316のため内外径に大きなバリが発生、加工後のバリ取り作業に大きな時間を要していました。
AFTER
NC自動盤加工でエンドミル加工に切り替えたことで0.5幅の寸法は安定し、バリ取り作業時間が半減以下となりました。
POINT
一見、カッターでの加工が最適かと思われますが、中空形状のため内径にバリが返り加工後の手作業が大変でした。そこで1ミリのエンドミルを使用して加工することで加工時間は若干伸びたがバリ発生の抑制と加工後のバリ取り時間が大幅に短縮したことでトータル的にコストダウンを実現いたしました。