VA/VE事例
工程改善による品質の向上①
BEFORE
材質:SNCM439、穴公差:Φ6*H8(+0.018/0)*32.5、面粗度:3.2S。試作当初は支給材を使用し、機械加工にて公差を満たすよう加工をしましたが、歩留まりが悪く追加で材料もいただきました。こちらの製品は公差にギリギリ入る程度でした。
AFTER
試作から量産加工に移るにあたり、歩留まり、公差、面粗度すべてを満足にする為、ホーニング加工の追加をご提案いたしました。 機械加工のみの全加工では厳しい内容でしたが、ホーニング加工にてお客様が必要とする条件を満たすことができ、安定した品質を実現いたしました。
POINT
切削仕上げでは安定した品質が確保できないものでしたが、工程を増やすことで量産時の安定した品質の確保に繋がりました。 航空機関連、医療器関連部品など高精度な加工経験から、安定した品質確保をする為のご提案が可能です。